ninja-pizza’s blog

備忘とMARVEL

『アナと雪の女王2』 を観たい3歳が、映画館デビュー(吹き替え2D上映)した話

12月に入って最初の日曜日。
我々家族はお台場にいた。
2019年11月下旬に公開された、『アナと雪の女王2』を見るためだ。
親がドキドキの3歳児の普通の映画館デビューである。

公開先駆けてテレビで前作『アナと雪の女王』が放送され、3歳の娘がハマった。

♪雪だるまつくろ~
♪ありの~ままの~ 
当時、みんなが口ずさんでいた歌のフレーズを自分の娘が口ずさみ、
大きくなったなーと成長を感じつつも、
連日、録画した前作を見続ける娘に、飽きないね~と言い続ける日々。

そんな時、娘の仲の良いお友達がアナ雪2を見に行って、
アナ雪カフェなる場所にも行く約束をしてしまった模様。

アナ雪2いつ観に行く~と言い出す娘。
もうこれは、映画館に見に行くっきゃ無い。

娘は『それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫』の、
映画館デビュー応援プログラム上映(小さな会場、明るい照明、大きくない音量、上映中にしゃべっても歌ってもOK)で、一応映画館デビューをしているが、
大きな劇場で通常の映画上映はまだ見せたことがなかった。

デカイ音にはビビるし、怖い雰囲気もわかるようになってきた3歳児。
席がいっぱいあって、大きくて、基本暗い映画館で見ることはできるのだろうか。

まずは、どこで見よう。
まだ公開2週目の日曜日。
しかも、毎月1日は映画サービスデー的なことで、どこの映画館でも安く見れる。
間違いなく混んでるな、これ。
しかも、思い立ったのは2日前の金曜日だし。

吹き替え2D上映で、検索してみる。
すでに都心の劇場のほどよい午前中や午後の時間の席は埋まっている。
しかし、どこの劇場も朝9時台の初回は、そこそこの予約状況だった。

でも、混雑している回より、空いている回の方が、都合がいい。

そんな中、東京都心で初回が空いている映画館があった。
お台場の「ユナイテッド・シネマ お台場アクアシティ」である。
たしかに、お台場で9時から映画館を見る人ってあんまりいないイメージがある。
デートするにも早いし、遠方からわざわざ、お台場に映画を見に行く感じではない。

よし、ここで見よう。
劇場は決まった。予約しよ。

初回の9時台。吹き替え2D上映。
よく見たら、「3歳未満OK」と表示があり、劇場側も幼児を受け入れる体制はあると思われた。

次は、座席だ。
これは間違いなく、通路側に限られる。
かつ、急なトイレタイムや、もし劇場の空間に耐えられなくなってしまった際に、外に脱出しやすい席。
後方ブロックは、割と埋まっていたので、前方中央ブロック最後列の、出入り口に一番近い3席を確保。

そして、支払い。
ちなみに、映画は3歳から、幼児料金での入場が必要。
チケット予約を完了し、いざ当日。

当日
最寄り駅から、「ゆりかもめ」に乗ってお台場に向かう。
日曜朝8時台の「ゆりかもめ」は、幸いにも大型イベントがお台場である様子もなく、空いていた。

ちなみに、「ゆりかもめ」は、基本土日は混雑する。
最近は海外からの観光客も増えており、なにかイベントがあると、朝から非常に混雑する。
車両も狭く、ベビーカーには全然優しくない。

お台場海浜公園駅」で下車。
通常、アクアシティお台場は、次の「台場駅」で降りると目の前なのだが、
施設オープンの11:00までに公開される映画の際の入館場所は、
デックス東京ビーチ側の3階入り口のため、ここで降りる。

下車し、デックス東京ビーチを突き抜けて、デッキを経由してアクアシティお台場に向かう。
なお、この時間帯はデックス東京ビーチもオープンしていない。
デックス東京ビーチの外側の海側デッキを通る必要がある。

駅からそのまま道なりに、デックスの中通路っぽいところを行ってしまうと、
東京ジョイポリス付近の出入り口で、行き止まりとなり、
エスカレーターもなく、階段で1階に降りるか、戻るはめになるので要注意である。
なお、我が家はその罠にハマった。

詳細導線はこちらから確認を。

https://www.unitedcinemas.jp/odaiba/information.php?info=55235



無事、30分前に到着。

入場する前に、トイレは必須である。
なんせ、約1時間半の長丁場。
できたら上映中のトイレタイムは避けたい。
ちなみに、スクリーン1での上映だったのが、スクリーン1~4は、
トイレがスクリーンエリアから外になる。
スクリーンエリア入場後に、トイレに行く場合はチケット半券が必要。

キャラメルポップコーンとか食べながら見ないと飽きるんじゃない?
というママの提案で、飲み物と一緒に購入。

入場。
ベビーカーは入り口でクローク札を渡され預かってくれた。ありがたい。
補助クッションも借りて着席。
通路側にママ、娘、パパという布陣で、見る準備は万全である。

入り人数は、2~3割程度。
同じような3歳くらいの子もチラホラいて、安心した。

映画予告編。
ちなみに、予告編はほぼ子供向けの映画だったが、
幼児向けではない、フルCGのルパンⅢ世とスターウォーズの予告編で、
若干、音の大きさでビビリはじめる。

「音大きいね~」
「画面もすごい大きいね~」
「怖くなったらママとパパにぎゅってしていいよ~」
「トイレ行きたくなったら言ってね~」
「すごいいっぱい食べるねキャラメルポップコーン」
「始まったら大きい声でおしゃべりはしないでね~」
と、映画の基本マナーも教えつつ、本編が始まった。

本編。
まぁ予定していたとおり、CMでも流れている 
♪未知の旅へ~ の歌の場面で興奮し、
キャラクターが登場するたび、少し声を上げるけど騒ぐまではいかず、
キャラメルポップコーン食べつつ、
なんとか乗り切った。

ただ中盤、ある迷いすぎたキャラクターの独唱シーンがあるのだが、
ここで完全に飽きた。
その後も重要シーンで、まさかのトイレタイム申告。
ママとダッシュでトイレに向かっていった。

帰ってきても、若干飽きたまま、エンディングを迎える。
日本語のエンディングテーマでテンションが戻ったけど、
それが終わったら、長いエンドロールが始まり、もうここ出る~と言い出す。

前作であったから、エンドロール終わったら、
もうちょっとなにかあると思うから頑張って。
エンドロール後のおまけも終わり、明るくなって、終了。
おつかれ。
そのまま、娘は即座にママとまたトイレに直行するのであった。

詳細は書きませんが、映画自体は面白かったです。
エルサも格好良かった。

ただ、3歳児にこのストーリーはやっぱり難しく、あまりわからなかったようで、
「♪未知の旅へ~~~~あなたはどこなの~~~ の歌だけ面白かった」と、素直な感想をいただきました。

普通の映画館デビュー、騒がず、大きな声も出さず、頑張った。
おすすめは、あんまり混んでいない朝の初回、席は通路側、キャラメルポップコーン。

もうちょっと大きくなったら、ストーリーもわかってくると思う。
見せたい映画もいっぱいあるし、これから映画をいろいろ一緒に見に行けると思うと楽しみである。
次は、なんの映画一緒に見ようかな。